今年の4月から5月にかけて、下松市のY様邸の修景を行いました。
これまで奥様ご自身でレンガを並べたり、フェンスを改造したりと工夫されていたようですが、なかなかイメージ通りの庭にするのが難しいとのことでご依頼をいただきました。
〈Before(前庭)〉
〈Before(中庭)〉
〈After(前庭)〉
秋穂産の石を並べ、元々植えてあった木や地被類はなるべく再利用し、一部新しく植栽。
お隣の駐車場との間に板柵を設置し、植栽部分をはっきりと際立たせました。
玄関へのアプローチは、駐車場部分は洗い出し舗装、途中からレンガ敷きと御影板石でメリハリ。
駐車場全体もコンクリート舗装をしました。
駐輪場周辺も同時に改修。
目隠しに板柵を設置。あまり分からないかもしれませんが、実は駐輪場の屋根を延長しています。
周囲には「ザッソレス」という芝を張り緑地に。現在、空いたスペースでは家庭菜園を楽しまれているようです。
中庭への入り口部分には板柵と一体化した扉を設置。
施工した職人いわく、この扉の設置が一番苦労した部分です。
〈After(中庭)〉
中庭も一部目隠しの板柵を設置。さらにバラ用のフェンスも作りました。
写真を撮った6月中旬は、元々植えてあったカシワバアジサイとアガパンサスがきれいに咲いていました。
来年にはバラが大きくなると思うので、もっと素敵なイングリッシュガーデンのような空間になりそうです。
修景工事が完了した後、奥様は好きな植物や野菜を植えて楽しんでいらっしゃいます。
また、周囲の視線を気にすることなく、中庭でお孫さんたちと過ごす時間が増えたとお聞きし、こちらも嬉しくなりました。
今後はY様の手でどんなお庭になっていくのでしょうか・・・楽しみです。